はじめての敵

『朝』

『ウミちゃん♪ウミちゃん♪ウミ〜ちゃ〜〜ん♪』

なんだよぉ〜うるせぇなぁ〜誰だよ
触んなよ!なんなんだよ!お前誰だよ

『ソンくん、ウミちゃん叩いちゃダメだよ』

ソンくんだ?お前かぁ〜俺より先にこのうちに潜入してる奴だな
痛て!痛てぇって、叩くなよ!こらこら突付くなってば!
トオちゃんに言われただろ!痛て!痛いって!

こいつ相当邪悪だな!トオちゃんが見てないところでなんでもやりやがる
トオちゃんに命令だ!怒れトオちゃん!

『ソンくんだめでしょぉ優しくしなさ〜い』

ぉぃぉぃトオちゃんそれで怒ってるのかよ
こいつ全然聞いてねぇぞ。。。もっとビシっとよぉ。。。
痛て!ってだからやめろって!!

くっそう。。。さっそく敵と出くわしちまったい
地球征服より先にこいつをなんとかしねぇとなぁ。。。

『昼』

さっそく命令してやる『トオチャン腹減った』

トオ『あ。お腹空いてるみたいだよ。ミルク作ろう』
ハハ『ホントだ、じゃぁお湯60mlにミルク5杯ね』
トオ『60mlにミルク5杯?ホントに?』
ハハ『だってそう書いてあるでしょ?』
トオ『いや。。。1杯って書いてあるよ』
ハハ『あれ?今まで5杯あげてた。。。』

おいおいおいおいおい!今なんて言った?
今まで60mlのお湯にミルク5杯も入れてただと?!
どうりで濃いと思ったんだよ!腹も重いと思ったんだよ!
こいつめぇ〜〜〜お前も今日から下僕2号だ!

下僕2号!お前の名前は『カァ』だ!

『夜』

トオちゃんのお陰で今日はだいぶ腹が軽いぜ
俺の唯一の兵器『ぷぅ爆弾』も軽く出るぜ

ぷぅ〜

『おお!ミルク変えたからウンチも黄色になって柔らかくなってるよ』
『ほんとだ、でも臭いね』
『うん。。。臭いね。。。』

よしよし爆弾の威力は落ちてねぇようだな